年度事業計画
自 2022年4月 1日
至 2023年3月31日
1.方針
2022年度の事業は、定款に基づき、以下の事業を継続して積極的に行う。
- 臨床検査、衛生検査及びこれらに係る基礎医学に関する調査並びに研究に対する助成
- それらの分野に関する優れた研究成果に関する顕彰
- 臨床検査技師及び衛生検査技師の人材育成に優れた成果を収めた者に対する顕彰
- 学術講演会の開催
- その他、本財団の目的を達成するために必要な事業
これらの事業を推進するにあたり、応募方法の検討、ホームぺージの内容充実を図り、財団に対する認知度を高め、引き続き賛助会員の参加を求めるなど本財団の目的達成のために必要な事業を行う。
2.事業
(1)研究助成事業
臨床検査、衛生検査及びこれらに係る基礎医学に関する分野を対象として公募により申請された研究計画を審査選考のうえ、本年度は第30回目の研究助成金受贈者を決め、10月に贈呈する。 なお、財団創立30周年記念として、2022年度、2023年度の2年にわたり、対象領域に「感染危機管理」を新設し、従来の8領域に関しては1件上限100万円で1500万円、「感染危機管理」については1件150万円を限度として2〜3件とし、助成金総額は1,800万円とする。
(2)顕彰事業
従来からの顕彰事業である次の各賞について、公募推薦された者を審査選考のうえ表彰を行い、当該事業における一層の拡充を図る。
- 「小島三郎記念文化賞」 第58回
病原微生物学、感染症学、公衆衛生学その他これらに関連した領域において学問的に顕著な業績で、しかもわが国の文化に貢献したと思われる研究成果(1件)に対して贈呈する。
なお、財団創立30周年記念として、本年度から副賞を増額する。
- 「小島三郎記念技術賞」 第57回
臨床検査ならびに衛生検査領域において優れた検査方法、術式の考案改良を行い、検査技術の普及発展に果たした功績を評価し、その領域で功績のあった実務(技師)者(5名以内)に贈呈する。
なお、財団創立30周年記念として、本年度から副賞を増額する。
- 「福見秀雄賞」 第41回
臨床検査ならびに衛生検査領域に半生を捧げ、技術の開発、向上に努力し、その領域の発展への指導的役割および人材育成に貢献のあった実務(技師)者(5名以内)に贈呈する。
なお、財団創立30周年記念として、本年度から副賞を増額する。
(3)学術講演会
「小島三郎記念技術賞」、「福見秀雄賞」の贈呈式の際に、臨床検査、衛生検査及びこれらに係る基礎医学に関する最新テーマ等について、その分野の専門家を招いて「特別講演」を開催するとしているが、新型コロナウイルス感染症がまだ終息しないと考えられるため、「特別講演」は中止とする。
また、財団創立30周年記念として特別記念講演を本財団ホームページ上でビデオ配信をする。
受賞者に贈呈する各賞の目録は、次のとおりである。
賞 名 | 小島三郎記念文化賞 | 小島三郎記念技術賞 | 福見秀雄賞 |
2022年度贈呈回数 | 第58回 |
第57回 |
第41回 |
目 録 | 賞状 | 賞状 | 賞状 |
トロフィー | 盾 | メダル | |
副賞 200万円 | 副賞 30万円 | 副賞 30万円 |
3.会議および事業日程
2022年4月27日(水) | 第87回理 事 会 |
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2022年5月16日(月) | 第31回評議員会 | 東京會舘本館
15時30分〜17時 |
2022年6月10日(金) | 第57回小島三郎記念技術賞
第41回福見秀雄賞 贈呈式 |
東京會舘本館 14時〜17時30分 |
2022年7月1日(金) | 第88回理 事 会 | 東京會舘本館 15時30分〜17時 |
2022年9月9日(金) | 第89回理 事 会 | 東京會舘本館 16時〜17時 |
2022年10月28日(金) | 第58回小島三郎記念文化賞
第30回研究助成金 贈呈式 |
東京會舘本館 11時〜14時00分 |
2023年1月6日(金) | 第90回理 事 会 | 東京會舘本館 16時〜17時30分 |
2023年2月10日(金) | 第91回理 事 会 | 東京會舘本館 16時〜17時 |
2023年3月17日(金) | 第92回理 事 会 | 東京會舘本館 15時〜16時 |
2023年3月24日(金) | 第32回評議員会 |